202X建築テクノロジー

先日読了。

202X建築テクノロジー

202X建築テクノロジー

建築技術に関しては、日経テクノロジー展望2017 世界を変える100の技術 - nakorakeの日記(「日経テクノロジー展望2017 世界を変える100の技術」)に、本書の内容も含め、まとまっている。
本書は、さらに、建築関係の統計データが面白い。202X年の人口は、毎年、政令都市1つが消滅するレベルで減少していく。新規着工数も減少するため、一時的にはDB(デザインビルド)型の設計〜施工が一体となった受注が公共施設で増える。BIMデータの活用で効率があがる(設計だけのBIMから、設計〜施工間のBIM共有へ)。市場縮退にあわせて、設計施工からファシリティーマネジメントへ。中古リフォーム、空き家活用、高齢者施設、コンパクトシティといったキーワードが重要になってくる。大工人口は急カーブで減少。1985年に80万人だったのが、2010年には半減、2025年には20万人を切る。ロボット施工(支援型含む)なども重要になってくる。