第四次産業革命 ダボス会議が予測する未来

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第四次産業革命 ダボス会議が予測する未来

第四次産業革命 ダボス会議が予測する未来

世界経済フォーラムで提唱された内容の概説。年次総会はスイスのダボスで開催されるため、ダボス会議と呼ぶ。
2015年には、21のティッピング・ポイント(特定の技術的変革が社会の主流を転換させる瞬間)が提唱された。800名以上の企業役員や専門家が、2030年までに当該ティッピング・ポイントが起こるかどうかについて、アンケートに答えている。

・10%の人がインターネットに接続された服を着ている(91.2%)
・90%の人々が容量無制限の無料ストレージ(広告付)を保有している(91.0%)
・1兆個のセンサーがインターネットに接続される(89.2%)
・米国で最初のロボット薬剤師が登場する(86.5%)
・眼鏡の10%がインターネットに接続されている(85.5%)
・80%の人々がインターネットにデジタルプレゼンスを持っている(84.4%)
3Dプリンタによる自動車第1号の生産(84.1%)
・政府が初めて国勢調査の代わりにビッグデータソースの情報源を活用する(82.9%)
・体内埋め込み式携帯電話の販売開始(81.7%)
消費財の5%が3Dプリンタで生産されたものになる(81.1%)
・人口の90%がスマートフォンを使用(80.7%)
・人口の90%がインターネットに常時アクセス(78.8%)
・米国の道路上の全車輌の10%が自動運転車になる(78.2%)
3Dプリンタ製の肝臓の初移植(76.4%)
・法人の会計監査の30%をAIが実施(75.4%)
・政府がブロックチェーンを介して初めて税金を徴収(73.1%)
・インターネットトラフィックの50%超が家電製品とデバイス用(69.9%)
・自家用車ではなくカーシェアリングによる移動や旅行が世界的に増加(67.2%)
・人口5万人を超える都市で初めて信号機が廃止される(63.7%)
・世界のGDPの10%がブロックチェーンのテクノロジーで保管される(57.9%)
・企業の取締役会にAIマシンが初登場(45.2%)