“未”顧客理解 なぜ、「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?

本日読了。

変わり種。多くの読者に馴染みがない主張であると筆者も認識しているからか、日本人のマーケティングの書としては論文引用が多い。

主にB2Cの、自社の商品を購買しないライトユーザーへのアプローチとして、マーケティングの常識は通用しないことを、説明する。

STP(セグメンテーション、ターゲッティング、ポジショニング)モデル、ロイヤルティ戦略などの、差別化は通用しない。多種多様な「市場(不合理(だけど顧客にとっては合理)な購買文脈)」と商品との結びつきを再定義して、CEP(カテゴリーエントリーポイント)を作る。商品特徴の一貫性を保ちながらCEPを増やす。CEP✖️市場規模が購買量になってくる。