先日読了。
良書。筆者はM&A専門家なので平時ではなく緊急時という特殊事情があるかもしれないが、極端な外資マネジメントがよくわかる。
- 着任早々、自分の経歴は語らず、ビジョンと目標を語ることに全力を尽くす。
- チームのビジョン・目標は、リーダーの一存で決めていい。
- チームが達成すべき目標から逆算し、組織をつくりなおす。「チームは個人の集合体」ではない。
- 大きな成果よりも、小さな成功体験をつくることに力を注ぐ。
- 小さな成功体験の仕掛けは、期日を短く区切り数字で達成する。
- チームメンバーに目標を自分で作らせ、積み上げる。ただし、リーダーとしての意思を入れる。
- 部下が無駄な業務をして失敗する前に、自分の経験からアドバイス(ディレクション)を行う。
- リーダーは外の世界に目を向ける。
- KPIでチームをコントロールする。KPIは達成できたらうれしい目標数値ではない。
- KPIはチームや個人に対しても設定できる。
- KPIの三条件。チームが担っているコアの業務に関するもの、努力すれば成果を出せ他人に影響されないこと、チームの達成目標や営業利益に貢献するもの。
- 目標未達要因は、徹底的に追求する。
- 重要度や緊急度が高い時は、チームメンバー全員で頻度高くミーティングする。
- チームメンバーの達成状況をリーダーが説明できるように、進捗を見える化するしくみをつくる。
- 将来を先読みしてやるべきことを設計する。
- チームの将来の仕事を想像し切る。