ムーアの法則が世界を変える

本日読了。

アゴラブックス。2007年の本の改訂版なので話題はやや古いが、内容は面白い。
ムーアの法則(の拡大解釈)に基づき限りなくコモディティになるモノがある一方で、何がボトルネックになるモノなのかに着目することが重要。それは電波であり、人間であり、コンテンツ(著作権)である。
PCとソフトウェア(著作権)のように、コモディティボトルネックを同一企業による垂直提供ではなく水平分離させることで、爆発的に産業が成長する。爆発的な成長期には、投資を分散させてリスクヘッジする。
成立したボトルネックを壊すには、別のプラットフォームを普及させて土俵を変える。