リバース・イノベーション

本日読了。

リバース・イノベーション

リバース・イノベーション

奇しくも直近の2冊と重なる部分あり。こちらの場合、新興国はむしろイノベーションの拠点となるべきである、との主張。新興国市場をゼロから捉え直しつつ、グローカリゼーションで蓄積した経営資源をもとに、イノベーションを起こす。そのイノベーションが逆流して、最終的には、先進国での破壊的イノベーションになっていく。
5つのギャップ: 性能、インフラ、持続可能性、規制、好み
5段階のマインドセット: 貧困国なんて関係ない、ただ静観しておこう、カスタマイズで十分だ、勝つためにはイノベーションが必要だ、問題はローカルでなく世界である
3つの罠: 古い技術に基づいた安い製品、可能な限りの最低価格、製品だけのイノベーション
3つの不安: 利益率が低すぎる、カニバリゼーション、当社は技術リーダーであり超低価格とは違う
LGT(ローカルグロースチーム)には、一般的な業績評価は適用せず、統制のとれた学習を評価する