佐藤オオキのボツ本

本日読了。

佐藤オオキのボツ本

佐藤オオキのボツ本

一種のデザインシンキング。
抽象度が高いビジネス要望に対して、ボツになる覚悟で尖ったデザイン案を、ビジネスの素人目線で出すことで、プロの発想を醸成して、よいアウトプットにつなげていく。

ボツ活用のプロセス
レイヤー型: 複数の組織が絡み合う問題に対して、2つの事業ごとにアイデア(ボツ)を出すことで、結果的に全てにつながるアイデアが生まれる
ツリー型: 必要な要素を分解して、要素ごとにアイデア(ボツ)を出すことで、出てきたアイデアを再構成する
要求範囲拡張型: 要求ど真ん中の案、ぎりぎりはみだしそうな案、完全に振り切った案を提示することで、要求範囲が広がることがある
放射型: あるコンセプトを軸に、あらゆる場面での可能性を提案することで、当初は一部しか採用されなくても、将来に向け発展していく