劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか

先日読了。 

劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか (光文社新書)

劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか (光文社新書)

  • 作者:山口周
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2018/09/13
  • メディア: 新書
 

新書なので深い話にはなっていないが、まあまあ肯ける話。

アート(勘)/サイエンス(論理)/クラフト(経験)のバランスが重要だが、リベラルアーツを学んだ団塊世代が引退し、サイエンスを身に付けた若手の間で、アートもサイエンスも弱い。変化の時代にクラフトは逆効果。

二流の権力者は一流を抹殺するため、権力が世代交代していくと一流がいなくなる。

支配型リーダーシップから、サーバント型リーダーシップが求められている。下の世代はオピニオンかエグジットを選択すべき。そのためにモビリティが重要。

人生100年時代・4ステージモデルでは、セカンドステージでの経験の質の蓄積がモノを言う。