社会保障DX戦略 アクセンチュアが提起する〈デジタル時代の雇用と年金〉

 先日読了。

良書。日本の社会保障を中心とした行政のデジタル化をどうすべきか、豊富な海外事例を元に論じている。

社会保障DX戦略。コストの多寡からバリューへの貢献に。ひとりひとりの実情に寄り添い、生涯にわたって支援。パートナーとともにエコシステムをつくり、行政はプラットフォームを(Government as a Platform)。データドリブン、アジャイルガバメント。

現状の課題。予算化と調達というカネにまつわる意思決定のあり方(一般競争入札など)。市民を含めた公務員のあり方に対する意識(減点主義など)。