本日読了。
- 作者: 佐々木融
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2011/10/12
- メディア: 新書
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為替の考え方がとてもよくわかる良書。為替は、長期的には物価変動を加味した実質実効レートに収斂する。中期的には、貿易等のフローの方向で動く。景気が良いと円安になる。政府介入は逆効果。などなど。よって、長期的にはだんだんと円高になっていくのだが、通貨の信頼が損なわれると、ハイパーインフレにより円安になる可能性はある。