複雑ネットワーク―基礎から応用まで

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複雑ネットワーク―基礎から応用まで

複雑ネットワーク―基礎から応用まで

連結なネットワークの頂点数N、各頂点の枝の数である次数k、2頂点を到達する最少の枝数を距離と定義した際の平均距離D、頂点の隣接する2頂点が三角形を構成する確率をクラスター係数と定義した際の平均クラスター係数Cとする。
kがべき分布(スケールフリーネットワーク)で、Lが高々logN(スモールワールドネットワーク)で、CがオーダーN以上のとき、複雑ネットワークと呼ぶ。
現実のネットワークは複雑ネットワークであることが多く、1999年頃から盛んに研究されてきた。一方、ランダムなネットワークは、kがポアソン分布でCがオーダー1/Nなスモールワールドネットワークである。