本日読了。
- 作者: 小川和久
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: 単行本
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既に日本は米軍基地が設置されている国土を自衛することで、実質的に集団的自衛権を行使しており、必要なは国民的コンセンサスだけである。集団的自衛権の法制化となる安保関連法案は、有意義なものでありこそすえ、もはや政治的問題にはならない。しかしながら、マスコミだけではなく政府・官僚においても、個別的自衛権、集団的自衛権、集団安全保障の3つを混同している議論が多く、問題でないことを問題にしてしまっている。
という主張。説得力がある。