ジョブ型人事制度の教科書

 本日読了。

流行りの「ジョブ型人事」の制度や導入の勘所を解説。適所適材で、職務と人を分離させることで、グローバル対応・高齢化社会における人件費総枠の適正配分・スペシャリスト人材の活用を図る。職務は課業ではなく職責としての中期的な成果責任を記述する。成果評価・コンピテンシー評価と組み合わせ。職務と人を分離させ、組織設計に向き合うことで、事業が安定している場合は頻繁な組織変更は無くなる。逆に、急成長するベンチャーや、人の能力が重要なコンサルなどには向かない。外資系は就職もインターンで即戦力採用なので組織全体で機能する。日本型採用だと若手のうちは職能型で、管理職以上を職務型にするのが、妥当である。