「暗記する」戦略思考

本日読了。

良書。高松本。

12種の「戦略スイッチ」(=思考を深く面白くするための切り口)を暗記して使う、という教え。暗記しやすくするために、それぞれ仮想事例となる戦略を紹介。

  • 問いを考えるのが論点思考、答えを考えるのが戦略思考。
  • 答えを考える際に、戦略スイッチを1つずつすべて使うことで、思考の瞬発力を磨き、戦略の天才を超える

以下が12種の戦略スイッチ

  • 「大学1年生の英語留学っぽく考えてみると」リアリティ・スイッチ
  • 「カインズっぽく考えてみると」敵は誰か?消費者の意思決定の分岐
  • 「車の教習所っぽく考えてみると」ホーム・アウェイを地理的、資格的に
  • 「コインランドリー参入問題っぽく考えてみると」生態系の変化に注目
  • 「スギ花粉っぽく考えてみると」利害関係者よ、全員集合
  • 「打倒セブンっぽく考えてみると」競合は敵にあらず
  • 「仏スーパーっぽく考えてみると」調査の掟。わかった後の構造分岐に愛を
  • QBハウスっぽく考えてみると」ターゲットとの距離にご用心
  • 「定員割れ大学問題っぽく考えてみると」論点思考と、フチドリ思考
  • フェルミ推定っぽく考えてみると」フェルミ推定から始める「75点」思考
  • 「すごい素材っぽく考えてみると」条件分岐を思考の先頭に持ってくる美学
  • 「年間パスポートっぽく考えてみると」そのまんま思考、易きに流されない