本日読了。
日本語書籍としては、おそらく唯一かつ濃厚なpytestに関する本。書籍の性格から、pytestやプラグインの機能紹介がメインであるが、例としてのTasksプロジェクトをもとに、各機能を具体的に適用している。
namedtuple推し。
役立つコマンドラインオプション。-s print出力、-l ローカル変数出力。
組み込みフィクスチャ。テスト用の一時ファイルのためのディレクトリを作る tmpdir、tmpdir_factory、pytestの起動コマンドラインや構成ファイル、プラグインなどを制御する pytestconfig、テストセッション同士で依存ファイルなど情報を受け渡しする cache、標準出力関連のstdout、stderrをキャプチャしてテストする capsys。
もちろん、mockについては、ページを多数割いて紹介。
書籍のホームページから、サンプルをダウンロードできる。
https://pragprog.com/titles/bopytest/python-testing-with-pytest/