ソフトを他人に作らせる日本、自分で作る米国

先日読了。

ソフトを他人に作らせる日本、自分で作る米国

ソフトを他人に作らせる日本、自分で作る米国

日経コンピュータ元編集長のコラム集。コラム集なので全体的なストーリーは無くオムニバス。
米国商務省経済分析局によると内製:委託:PKGは、4:3:3。日本は経産省鉱工業生産活動分析2000年によると2:7:1。
米国企業のIDG(Internal Development Group)は日本の10倍。米国PKG会社のライバルはIDG。米国ではプロマネは発注者。
米国はセミナーやカンファレンスは有料で、数日間開催され、ワークショップでは自分の事例を話し合う。
米国はトップがセールスし、日本は表敬訪問。そのギャップで米国企業日本法人はトップ同士を合わせることを嫌がる。
経営者は船長ではなく船の設計者。グランドデザインが重要。デザインがダメならカイゼンしてもダメ。ファナックは、市場の変化や顧客の要望を重視し、まず価格を決める。