未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)

昨日読了。 

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)

 

少子化の実情から見る未来像を示して、対策を提言。

少子高齢化による労働力不足に対して、政府が提唱する、外国人、女性、AI、高齢者による対策は役立たない。また人口減少はチャンスという説にも与しない。20世紀型成功体験とは決別し、「戦略的に縮む」ことを推奨する。

高齢者区分を引き上げ、24時間社会から脱却し、非居住エリアを明確化し、都道府県を飛地合併し、国際分業を徹底させ、イタリアのように匠の技を活用し、国費学生制度で人材育成し、中高年を地方大学を核とした新型コミュニティに移転させ、第三子以降に1000万円給付する。

取り組む課題は良いが、突っ込みどころ満載な対策。