ニュータイプの時代

先日読了。 

ニュータイプの時代

ニュータイプの時代

 

この著者の本はだんだんパターン化してきたかも。たくさん本を出しすぎて、過去の本との差分の蓄積が足りていない感じがある。

時代遅れの「20%ルール」を成功例として礼讃しているところを読んで、ちょっとポジションに合わせてエビデンスつまみ食いしているな、と思った。

アートとサイエンスの両面が重要だ、という主張には共感する。しかし、特にアートの面は、ベストプラクティスがどんどん変わってきているし、公開情報からは表面上成功・実態は失敗の区別がつきにくい、という難しさがある。ネット含む2次情報だけでなく、生きた最新事例をもっと取材すれば、よい本になる。