リーガルテック活用の最前線―AI・IT技術が法務を変える

本日読了。

良書。AIを中心としたリーガルテックの全体像解説。証拠保全としてのデジタルフォレンジック(HDDのイメージコピーなども)、大規模な文書を関係ありなしで仕分けするTAR(Technology Assisted Review)、知財調査、コンプライアンス違反検知、契約業務(電子署名なども)、などの応用分野がある。TARでは重要度の高いものを優先的に人間レビューにまわすことで、正確かつコスト半減になっている。米国では、すでにAI利用は当然で、どこにどう利用できるか、がポイントになってきている。また訴訟の原告被告間で、学習データなどを共有することも行われている。