フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

 本日読了。

良書。日経BP×コンサルのxTechシリーズのフード版。

食の価値のロングテールウェルビーイング。調理を楽しむ、丁寧に作る・食べる、発見する喜び、医食同源、エンターテインメント、コミュニケーション、文化継承・想像、孤食防止、フードロス削減。
フードテック。経験則やセンスではなくサイエンスに裏付けられ、多くの人が失敗をせずに楽しむ。
フードイノベーション。超個別化食(食のネットフリックス)、レシピの進化とデータPF、事業領域の融合からフルスタックへ(トータルの価値設計)、小売×フードテック、シェアリングエコノミー、レストランの進化+フードロボット(効率化ではなくシェフとの協働、箱型料理ロボットしての自販機3.0)。
アフターコロナの5つの注目領域。医食同源生活習慣病とコロナ罹患の相関)、エンタメとしての料理(家庭での調理機会の増加)、代替プロテイン(食肉工場の閉鎖)、フードロス対策(供給の不安定化)、最前線ワーカー支援(フードロボット)
外食ビジネスの未来。レストラン機能のアンバンドル化、レストラン機能をつなぐプラットフォーム、場の価値の再定義(人とのコミュニケーション、新しい体験)、食にまつわるコンテンツの集合体へ、感情労働への本格シフト(肉体労働はロボット、頭脳労働の一部はAI、顧客と接する感情労働へ置き換え → それ以前に価値直結しない労働も多い・・・)
Future Food Vison Ver1.0(@ Smart Kitchen Summit Japan)