ISO22301徹底解説 BCP・BCMSの構築・運用から認証取得まで

本日読了。

BCMSの解説。いつもの切り口は「よ〜くわかる本」を読んだら書くとして、本書の特有と思われる切り口を中心に書いておく。

BCMSは、ERM(Enterprise Risk Management)の中で、経営への影響度大・発生可能性小の領域を扱う。地震津波、突発停電、新型インフルエンザ、火災・爆発、取引先倒産、水害、設備故障、落雷、サイバーテロなど。そういった事象における、インシデント対応計画、事業継続計画、事業復旧計画を策定し、演習を行う。

BCMSを単独で認証する場合と、QMSやISMSなど2つ以上のマネジメントシステムを統合的に運用して認証する方法がある。複数のマネジメントシステムで適用範囲(運用体制)がある程度重なっていれば、統合のメリットがある。