DevRel エンジニアフレンドリーになるための3C

先日読了。 

良書。

DevRel = Devloper Relationsは、外部の開発者とつながりを形成し自社製品/サービスを知ってもらうためのマーケティング活動。目的は、外部の開発者を巻き込み、自社にないアイデアを創出し、今までにない事業を築くことでリピーター客を獲得し、継続的な売り上げを上げること。取り組むべき企業は、開発者向けにプロダクトやプラットフォームを提供している企業、APIサービスを提供しているあらゆる業界の企業、社外から画期的なアイデアや使い方を学び取り入れていきたい企業。重要なポイントは、開発者およびその文化に寄り添うこと。

3Cフレームワーク。Code: 技術情報やチュートリアルサンプルソースコードなど。Contents: ブログやオウンドメディアにより、プロダクトの魅力や企業のメッセージを発信。Community: 開発者たちがイノベーションを生み、アイデアを交換し、主体的に学習する場。

テクニカルエバンジェリストデベロッパーアドボケイド。前者はヒーロー的な伝道師。後者は開発者に寄り添ったサポート。

Developer eXperienceとしてのDeveloper Journeyを描く。出会い〜調査〜検討〜トライアル〜購入(課金開始)〜継続利用〜紹介〜コントリビューター。

4Pから4Dへ。Developer Value、Developer Cost、Developer Convenience、Developer Communication。

CodeのKPI。投入リソース。アウトプット数・PV・ダウンロード数。

ContentsのKPI。当初はユーザー獲得数〜中盤は満足度〜後半はマネタイズ。

CommunityのKPI。新規参加者数、アウトプット数(参加者ツイートやブログ)、参加のべ人数。