組織開発の探究―理論に学び、実践に活かす

本日読了。

名著。

対話型組織開発の手法群は、AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)など1990年代以降に登場してきた。しかし言葉は新しく、2015年からのもの。診断型との違いは、サーベイありなしというよりも、マインドセットが違う。複数の現実があり、現実はやりとりによって変わるもの、というのが対話型組織開発の考え方。

対話型組織開発のステップ。エントリーと契約、コアチームづくり、コアチームによるデザイン、対話イベントの場(対話による現状把握、共通性の発見、未来への行動計画)、探究・実践・フォローアップ(継続的で循環的)。

組織開発と人材開発は縁深い。組織開発は人のためであり組織のためである。